私の最大の能力

「あいさんのことは大好きだけど、上司としては尊敬できない」
大切な仲間にそんなこと言わせてしまった6年前の私。自分の無能さにもどかしさばかり感じてた。
向かいたいところはわかってるけど、どうやって行けばいいのかわからなくて、でもそれを表現できなくて。上司ってとにかく"的確な指示"をしないといけないものだと思ってて。でも自分の指示に自信がなくて。だからコミュニケーションが薄くなっていったのを肌で感じてた。
でも勇気を持って、仲間(社員)たちに、「今はまだできてないけど、うまくは言えないんだけど、本当はこうしたいんだ!!どうしたらいいと思う?」って正直に表現するようになったら、私自身色んな苦しさから解放されたり、仲間が強みを発揮してくれるようになった。
人って見えないものに押しつぶされそうになったり、不安で苦しくなってしまうけど、本当の宝物は自分の中にあったり、1番身近な人だったりする。
会社を良くしたくてコンサルタントと名乗る人にばかり依存してたときは、全然うまくいかなかった。一番近くにいる仲間に正直になったら、底力だしてくれたのは彼女たちだった。正直に向き合うからこそ、仲間なんだ。宝物は外に探しにいかなくても、中にあるんだ。
上司として尊敬できないと言った彼女は会社から、いや私のもとから去ってしまった。きっと私に期待してたんだけど、失望させてしまったんだ。でも彼女が言ってくれたこのメッセージは決して忘れずにいる。悩み苦しむ経験こそ宝物、あのメッセージは私の人生のギフトなんだ。
自分の無能さを悲観的に捉えずに。自分には大した能力がないことをわかってるのは、私の最大の能力なんだ。