”悪口”

悪口"を会話の入り口にすると、すぐに盛り上がり、まるで仲良くなったかのように錯覚する。
まるで自分の寂しさと至らなさを埋めてくれるような熱い感覚が芽生える。
でもね、その熱さはローソクの火みたいにすぐに消えて結局その後にまた寂しくなる。
だからまたローソクの火を探す。昔の私にはそんな経験があります。
わたし思う。誹謗中傷は、ネットの書き込みだけじゃないよね。もっと身近にあるよ。
 
誹謗…人の悪口を言う
中傷…根拠のない内容で人をおとしめる
 
職場でもあるかもしれないよ
悪口を言って人を傷つけることは「加害者」でもあるのに、その人なりには根拠があってむしろ「被害者意識」すらあるのが深いところ。
「悪口のつもりじゃないんだけど…」と前置きしてから、悪口を言う人いませんか。(私、経験あります)
アレ、なんででしょうね。私思うにきっと、悪口を言ってる自分のことは好きではないんですよ。
だから自分をかばう心理からくる一言かな。
悪口のつもりじゃない。で、自分の心を救ってバランス取ってるんでしょうね。
わかる?やっぱりそうだよね?私おかしくないよね?と承認されたい欲求。
自分は正しいという自己正当
否定されたくないという自己防衛は、成長を妨げますね。昔の私のことです。
冷静に考えると、私全然ダメでしたね。
会社がよくないのは、社員のせい。社員の悪口を言うつもりはないけど…。多少なりともそう思ってた時期があった。本当に上手くいかなかった。
 
でもね、色んな出会いのおかげで4年前くらいにハッと気付かされたんです。
私と社員は鏡だって。それから私の気持ちが感謝に変わっていった。
そしたら環境がどんどん変わっていった。
私、結構メンタルが強くないんですよ。(って自分で言う人ほど、メンタル図太かったりするけど。笑)
 
自称:「お肌と心がデリケートなの。」(๑˃̵ᴗ˂̵)
本当は人に嫌われたくないビビリーなんですよ。だから、悪口言われるのイヤなんです。
それとね、最近では、悪口言ってる人の満足げな顔を見ると心が悲しくなるんです。
うちの会社では"悪口が似合わない文化"をつくっていく。
 
言いたいことは、伝えるべき相手に伝わるように誠意を持って伝えていこう。
下手っぴでもいいよ。
寂しさは、他人をおとしめても埋められないのだ。
ローソクに火をつけてもらっても必ず消えるのだ。
今は火を探す人ではなく、太陽のように人の心を照らす人になりたいと思う。
何より、こどもたちが、大人になることが楽しみに思える社会をつくりたいからさ!