【小学校に行ったときに困らないように…】
保育園で1歳2歳の乳児期に、保育者がよかれと思って言う人がいます。
「先生の言うことをきちんと聞けないと…」
「お友達と物の貸し借りをちゃんとできないと…」
「すぐにごめんなさいが言えないと…」
…小学校に行ったときにこの子が困る。…と言って一所懸命に「しつけ」を、よかれと思って発信している。
私は「小学校に行ったら…」を乳児保育から排除したい。弊害が大きい。学びをアップデートしている保育士さんならわかるはず。
乳児期は、小学校のことを考えるより今必要な経験体験がある。(非認知能力を育てるということ)
職場で経験年数が長いベテラン保育士が言うと、若手がそれに違和感があっても、言えなかったり。
保育園には、20代~60代の現役保育士が働いているから、それぞれが価値観を認め合いながらこどもを中心として皆で学ぼう。考えよう。ずっとずっとアップデートしよう。
心から言いたい。保育の仕事って本当に素晴らしいんですよ。
大人から見たらこども同士のけんか。けがをさせないように、その子の自己主張を見守る。
ケガのリスクを予測しながら、ケガをしないように、あそびを見守る。
心も頭も、人間力も使い、こどもたちの人生に大きな影響を与える素晴らしい仕事です。
日本中の保育士がワクワクしてこどもと向き合えますように♡