大好きだった膝の上

元気にこころ強く育ってほしい。

子に願うこと。

幼少期の食、大切。

食べるもので、心や頭の状態も変化する。

食べ物は人生を左右すると思うのだ。

「おうちではこどもの食べ物に気を遣っていたけど、保育園に預けるから諦めるしかない。」ということはない。

"諦めて保育園に預ける"時代は終わる。

保育園はこどもを預かることが仕事ではない。

保育園は、家族と生きる人生のパートナーだ。

だから、繭の糸が給食で使うお米、パン、砂糖、油、ししゃも・・・我が子が食べるものという親目線で選ぶのだ。

創業当初は私が食材を考えていたが、今では私より栄養に詳しい社員たちがアイディアを出して試行錯誤していることを嬉しく思う。

社員も園児たちも毎日食べる給食で、心から元気になってほしいと願っている。

辛くて孤独で大変な子育てではなく、助け合える存在があって温かく、幸せを噛み締められる子育てを実現したいと思う。

たまらなく大好きな祖父母と一緒に住んでいた田舎(茨城県)で育ったあの頃を愛おしく思う。

近所のおじいちゃんおばあちゃんと、何となくおしゃべりをするのが大好きだった。

今は核家族が多く、気忙しくて何かあれば「個人情報」と言って突っ込めない関係性。

面倒なことは無関係、無関心でも生きてはいける。

でもさ、なんだかんだ言って、心の中にみんなちゃんと愛はあるのだ。

東京のど真ん中で田舎くささを感じる(温かさを感じる)子育てを実現したい。

これは亡き祖父母と、病弱だった姉と、幼い私の大好きな写真。

じいちゃんとばあちゃんの膝の上が大好きだった。